天然石図鑑
 
英名 Apophylite
和名 魚眼石(ぎょがんせき)
産地 南アフリカ共和国  インド
化学式 KCa4(Si4O10)2(F,OH)・8H2O
結晶系 正方晶系
硬度 4.5 - 5.0
比重 2.3 - 2.4
屈折率 1.54 - 1.55
備考  
 
   
   
 
    キラキラと美しい外観をしている魚眼石は、無色透明なものの他に、白色やピンク色、淡緑色の固体が存在しています。英名の由来はギリシャ語で離れるを意味する "Apo" と 葉を意味する "phyllon" に由来しています。これは熱することによって葉片状となる性質を持つことに由来しています。和名の魚眼石は、アポフィライトが別名 Fish-eye stone と呼ばれいていたことに由来しています。魚眼の由来は、石の放つ白い輝きが、魚の眼に似ていることから名付けられたとされています。

  結晶は正方錐形や柱状などをしており、表面に柱の方向に沿った細かな溝状の線が確認できます。結晶一つをよく見てみると、段階的に色の違いがあることや、それぞれの結晶が複雑に絡み合った状態が多くあり、その形成過程に興味が沸くところです。石の成分は、カリウムやフッ素、水酸基を含む珪酸塩の鉱物で、フッ素と水酸基の割合でさらに細かく分類することができますが、通常、魚眼石といえばフッ素の割合が多いものを指しています。

  産出量が多い鉱物であるため値段が安く簡単に入手することができます。原石は、固体の形成の複雑さ、結晶の美しさ、虹色の輝きを放っているものや様々な色を帯びている固体などがあり、観賞用として楽しむことができます。結晶の細かな形成や硬度の関係ためか、アクセサリや宝石として扱われることはほとんどありません。

  アポフィライトには、直観力や洞察力を高めて、精神レベルをより高い状態に導く力があるとされています。また、目標を達成するための勇気と行動力を与える力があるとされています。
 
 
   
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