天然石図鑑
 
英名 Emerald
和名 翠玉(すいぎょく)
産地 コロンビア
化学式 Be3Al2Si6O18
結晶系 六方晶系
硬度 7.5 - 8
比重 2.66 - 2.92
屈折率 1.57 - 1.58
備考  
 
   
 
   アクアマリン(藍玉) と同じくベリル(緑柱石)の一つで、緑色の発色を持つものを特にエメラルドと呼びます。ガラス光沢を持つ美しい緑色で古くから多くの人々を魅了してきました。名前の由来は、サンスクリット語の「スマラカタ」が、ギリシャ語の「スマクラグドス」、ラテン語の「スマラグダス」と少しずつ変化していき、古代フランス語の「エスメラルダ」を経て、現在の「エメラルド」となりました。

  エメラルドの緑色は成分に含まれるクロムによるものですが、クロムが少なくバナジウムを多く含むことによって緑色の発色をしている固体もあります。黄色が混ざった明るい印象を与える緑色や深緑色など産出する地域によっても個体差があります。外観は透明でガラス光沢があり、黒雲母片岩や写真のような石英にともなって産出し、そのほとんどが柱状です。

  エメラルドという言葉は、天然石にあまり興味のない人でも普段からよく耳にしているのではないでしょうか。それほどに人々から価値ある宝石として注目され、愛され続けてきました。エメラルドグリーンという言葉ができたように、人を魅了する美しい緑色をしており、固体の品質が高いもののほとんどは宝石として加工されています。石の加工には、光の多重屈折によって石の輝きを楽しむことができるようにファセットカットを施したり、表面に丸みを与えるカボションカットを施します。かのクレオパトラは自分自身でエメラルド鉱山を所有し、宝石集めをしていたというお話があったり、他にもエメラルドにまつわる伝説や物語は数え切れないほど存在しています。これらについて調べてみるのもエメラルドの楽しみの一つかもしれません。

 マイナス思考や、嫉妬心、妬みや、悲しみなどの負の気持ちをプラス方向に転換する力があるとされており、それとともに精神と体を健康な状態へ導くとされています。
 
 
   
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