天然石図鑑
ガーネット(柘榴石)
  ガーネット(柘榴石) フォト1
英名 Garnet
和名 柘榴石(ざくろいし)
産地 種類による
化学式 種類による
結晶系 等軸晶系
硬度 6.5 - 7.5
比重 種類による
屈折率 種類による
備考 1月の誕生石とされています。
       
  ガーネット(柘榴石) フォト2 ガーネット(柘榴石) フォト3  
 
   ガーネットには14種類の石が存在し "ガーネット"という名前自体は、それぞれの石を指すと同時にグループの総称でもあります。ガーネットは人手によってカットされたかのような状態で発見される場合が多く、その形が柘榴(ざくろ)の身に似ていることから柘榴石とされました。英名の "Garnet" は、種子を意味する "granatus" に由来しています。

  数あるガーネットの中でも特に人との関わりが深い物は、パイロープガーネット、ロードライトガーネットでしょう。パイロープは、成分に含まれるクロムや鉄分の作用で赤く変色した状態のものが多く、生成される条件は超高温、超高圧を必要とし、主にマントル上層部や火山活動と深い関係にあった地層から採掘されます。色や生成環境から "火の石" というイメージがぴったりで、パイロープの名前もギリシャ語で火を意味する "pyr" に由来しています。一方ロードライトは、パイロープとアルマンダインという2つのガーネットの成分からできている固溶体で、ぶどう酒のような美しい赤紫色をしています。パイロープの成分が多く含まれるほど赤色の発色が強くなっていきます。

 色の鮮やかさや供給量から、宝飾品として利用されるのはロードライトが主ですが、パイロープやその他のガーネットも同様に利用されています。特に安定した供給があるロードライトは価格水準も低く入手が簡単で、手軽に楽しむことができるガーネットです。

 ノアの方舟の伝説では、ガーネットを明かりの代わりに吊したとされており、暗闇でも辺りを見渡すことができることから、ガーネットには洞察力を高める力があるとされたそうです。また地道な努力を実らせ成功に導く、忠誠心を高める、優しさや慈しむ心を育むといった力があるとされています。1月の誕生石とされています。
 
 
   
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