天然石図鑑
ラピス・ラズリ(瑠璃)
  ラピス・ラズリ(瑠璃) フォト1
英名 Lapis lazuli
和名 瑠璃(るり)
産地 アフガニスタン  ロシア
カナダ  アメリカ  チリ
化学式 (Na,Ca)7-8 (Al,Si)12
(O,S)24 [(SO4),Cl2,(OH)2]
結晶系 等軸晶系
硬度 5 - 5.5
比重 2.38 - 2.45
屈折率 1.50
備考 12月の誕生石とされています。
  ラピス・ラズリ(瑠璃) フォト2
 
   ラピス・ラズリは青色に金を散りばめたような独特の模様をもち、その名前は、ペルシャ語で石を意味する "lapis" と、青色を意味する "lazuward" に由来しています。成分のほとんどを占めるラズライト(青金石)と、金に見えるパイライト(黄鉄鉱)、その他いくつかの成分から形成されています。主な産地であるアフガニスタンでの採掘にはとても古い歴史がありますが、現在ではロシア、チリ、 カナダ、アメリカ(コロラド州)でも採掘されています。

 人類の歴史において数千年も前に登場していたこの石は、鮮やかな青色の外観から、装飾品や宝石として利用されてきました。ツタンカーメンの棺やマスク、奈良の正倉院に収蔵されている宝物、メソポタミア美術に登場する印章などにも利用されていたそうです。また装飾品だけではなく絵の具として利用されていたこともあり、ラピス・ラズリを粉末化したものをウルトラマリン(群青:ぐんじょう)と呼ばれる顔料として利用していたそうです。

 アクセサリーや宝石としては、青色に映える金色の黄鉄鉱が多く含まれているものほど好まれる傾向にあり、他の石には見られない美しさから多くの人々に愛されています。また世界各地におけるパワーストーンとしての歴史も古く、幸運のお守りや、様々な効能がある石としても受け入れられており、そういった意味での需要も多い石です。

 12月の誕生石とされているラピス・ラズリは、あらゆる幸運と成功を呼び寄せる石とされていますが、それ以外にも知力、洞察力、判断力を高める、心臓と脈拍を安定させる、などの力があるとされています。
 
 
   
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