天然石図鑑
 
英名 Pyrite
和名 黄鉄鉱(おうてっこう)
産地 スペイン
化学式 FeS2
結晶系 等軸晶系
硬度 6 - 6.5
比重 4.8 - 5.1
屈折率 1.81
備考  
 
 
 
   パイライトは、他の石には見られない金属のような独特の外観をしています。ハンマーなどで打ち付けると火花を放つところから、ギリシャ語で火を意味する "pyr" に由来してパイライトと名付けられました。火打石として利用されていたこともあったようです。和名の黄鉄鉱は、石の色に由来しています。

 パイライトは塊状で見つかることが多い石ですが、写真のような整った立方体や八面体など規則正しい形で発見される場合もあり、その形成過程には強く興味を惹かれるところです。人工的に生成したような金属光沢があることも大きな特徴の一つで、色はやや黄色がかっており、金と間違えられたこともしばしばあったようです。ラピス・ラズリ(瑠璃)やエメラルド、その他の鉱物や岩石中に含まれていることも多くあります。日本では、各地の鉱山跡地や特定の地層、その近くにある川原などで見つかっています。

 パイライトが他の鉱物に含まれることで、その価値を左右したりということはよくありますが、パイライト自体が宝石類として扱われることはほとんどありません。パイライトを加工利用したものでは、ビーズや簡単なアクセサリ、小物類などが作られ楽しまれています。またパイライトは自分で採取し、観察することが可能なため鉱物コレクターの間で人気があります。

  パワーストーンとしての力には、火を放つところから石を持つ者を危険から遠ざけて厄介ごとから守る力があるとされています。また金運を高めて富を呼び寄せる力があるとされています。 
 
 
   
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