天然石図鑑
ロードクロサイト(菱マンガン鉱)
  ロードクロサイト(菱マンガン鉱) フォト1
英名 Rhodochrosite
和名 菱マンガン鉱
(りょうまんがんこう)
産地 アルゼンチン  ペルー
世界各地
化学式 Mn2+CO3
結晶系 六方晶系(菱面体晶系)
硬度 3.5 - 4.0
比重 3.5 - 3.6
屈折率 1.60 -1.80
備考 別名:インカローズ
 
  ロードクロサイト(菱マンガン鉱) フォト2 ロードクロサイト(菱マンガン鉱) フォト3  
 
   ロードクロサイトはアルゼンチン、ペルーをはじめとする中南米で多く採掘されていたことから、インカローズ(インカの薔薇)とも呼ばれています。現在では世界各地で採掘され、少量ですが日本でも採掘されています。ピンクや紅色が美しく、その名前はギリシャ語でバラを意味する "rhodon" と、色を意味する "chrom" に由来しています。

  採掘されるときの状態は様々で、 ロック・クリスタル(水晶) をはじめとする六方晶系に属する菱面体として発見される場合もあれば、粒状の塊や、層状で発見される場合もあります。硬度が 3.5 - 4.0 と小さくデリケートなことも特徴の一つで、宝石やアクセサリーとして加工する段階において注意が必要となり、以降の取り扱いについても同様に注意が必要となります。石の大部分をピンクや紅色が占めており、そこに白色の模様が入っていますが、透明なものもあります。

  透明・不透明に関わらず宝石やアクセサリーとして広く利用されていますが、硬度が高くないため、カット加工においてはカボションカット(表面を研磨して丸みを与えるカット方法)を施すのが一般的となっています。それに対して、量は少ないのですがファセットカット(光の多重屈折が起こるように多くの平面を与えるカット方法)を施しているものもあり、どちらも独特の美しさがあります。

 パワーストーンとしては、身体の疲労を回復させ心身のバランスを調える、勇気や持続力を与える力があるとされています。また、愛や情熱の心を沸き立たせ増幅させる力があるとされています。

 
 
   
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