天然石図鑑
  ローズクォーツ(紅水晶) フォト1
英名 Rose quartz
和名 紅水晶(べにすいしょう)
産地 ブラジル  世界各国
化学式 SiO2
結晶系 六方晶系
硬度 7
比重 2.65
屈折率 1.54 - 1.55
備考  
ローズクォーツ(紅水晶) フォト2
 
 
  英名、和名、の両方にあるとおり、バラのような紅色やピンク色を帯びた水晶をローズ・クォーツと言います。水晶の仲間なので、天然石の性質はロック・クリスタル(水晶)をはじめとする水晶類とほぼ同じです。主な産地はブラジルですが、世界各国でも採掘されています。

  ローズ・クォーツの特徴は、なんと言ってもその美しいピンクの色合いにあります。発色の原因は、まだ完全には解明されていませんが、ローズクォーツの形成成分の中には多くのルチル(金紅石)が含まれていることが確認されており、それが原因ではないかとされています(ルチルの和名は金紅石ですが、それらの固体のほとんどはピンク色を連想させるような色からは大きくかけ離れています)。ロック・クリスタル(水晶)のように完全に透明なものは稀で、採掘されるほとんどの固体は不透明です。色の濃度は環境によって異なり、透明に近い薄いピンクから、鮮やかなピンクまで様々なものが存在しています。

  一般的に知名度の高い水晶の仲間のうち、ピンク色という少し特殊な色であるこの鉱物は、アクセサリーや宝石として人気があります。不透明な固体であるため、カボションカット(表面を研磨して丸みを与えるカット方法)を用いて加工するのが一般的で、仕上がった石は、丸みとピンク色をあわせ持つ、柔らかで印象深いものとなります。また、ピンクという色は特に人を魅了する効果があるためか、昔から彫刻などの置物としても広く利用されてきました。

  ピンク色の放つやわらかな色合いから、ローズクォーツには恋愛運をアップさせたり、優しい心を養うことを助ける力があるとされています。また心に負った傷を癒し、その経験を糧として、今よりも広く大きな心を持つことができるよう助ける力があるとされています。
 
 
   
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