天然石図鑑
 
英名 Ruby
和名 紅玉(こうぎょく)
産地 アフガニスタン  スリランカ
ミャンマー  タイ
化学式 Al2O3
結晶系 六方晶系
硬度 9
比重 4.0 - 4.1
屈折率 1.76 - 1.77
備考 7月の誕生石とされています。
 
 
 
   コランダム(鋼玉)という鉱物がありますが、その中でも赤色を帯びているものが特にルビーとされ、それ以外の色を持つものはサファイア(青玉)とされています(紅色が淡いものはピンクサファイアとされる場合もあります)。ラテン語で赤色を意味する "ruber" に由来してルビーと名付けられました。

 純粋なコランダムは無色ですが、形成過程において酸化クロムを含むことにより、ルビー独特の紅色となります。色の濃淡は固体によって様々で、透明もしくは不透明です。熱と圧力の影響を受けた岩石や地層から発見され、硬度はダイヤモンド(金剛石)に続く固さです。ルビーにルチル(金紅石)が含まれているものをカボションカット(研磨して丸みを与えるカット方法)すると、スター効果という特徴的な光彩を放つものもあり、これはスタールビーとして珍重されています。

  ルビーは世界各地において古くからの歴史があり、赤色の宝石の中で高い価値を持つものとして扱われてきました。現在でも宝石やアクセサリーをはじめとする様々な宝飾品が作られ、多くの人々に楽しまれています。原石の状態と加工処理によって市場価値は大きく変わりますが、もともと宝石に適さない状態のものであれば安価に入手することが可能で、それらを用いたアクセサリーなども作られ販売されています。

  ルビーの持つ紅色は炎の赤色に通じるとされており、愛情や情熱、決意といった心にある強い意識をより強固で確信的なものにする力があるとされています。また災難から身を守り、敵を負かす力や、繁栄や富を呼び寄せる力もあるとされており、その他にも多くの効能が言い伝えられています。
 
 
   
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