天然石図鑑
  スギライト(杉石) フォト1
英名 Sugilite
和名 杉石(すぎいし)
産地 南アフリカ共和国
化学式 KNa2(Fe2+,Mn2+,Al)2Li3Si12O30
結晶系 六方晶系
硬度 5.5 - 6.5
比重 2.74 - 2.79
屈折率 1.60 - 1.61
備考  
 
  スギライト(杉石) フォト2 スギライト(杉石) フォト3  
 
 
  スギライトの名前は、この石を新鉱物として国際鉱物学連合に申請した岩石学者である村上充英氏の師、杉健一氏の名前にちなんで命名されました。最初に発見されたのは瀬戸内海にある岩城島という島でうぐいす色(淡い緑色)のものが採取・調査され、後にインドや南アフリカ共和国で紫色のものが発見されました。現在では、ほとんどのスギライトが南アフリカ共和国を産地としています。

 結晶系は六方晶系に属していますが結晶となることは極稀で、ほとんどは不規則な塊状を形成し、透明なものは少なく不透明なものが大半を占めています。色は、成分に含まれるマンガンが影響することで、薄いラベンダー色から、ぶどうのような濃い紫色になることがほとんどですが、岩城島で発見されたようなうぐいす色の固体も存在しています。

 発見される固体のほとんどが不透明な塊状のものであることから、カボションカット(表面を研磨して丸みを与えるカット方法)で加工するのが一般的です。仕上がったものは、石の持つ鮮やかな断面模様を、やわらかな印象とともに楽しむことができます。各種アクセサリーや宝石として利用されており、写真(下2枚)のようなタンブル(握り石)としての人気も高い石です。

  スギライトは、パワーストーンの中では最高峰の力があるとされており、創造性や洞察力を高め、より成熟した精神へと促す力があるとされています。また、絶望や怒り、嫉妬といったネガティブな思考を抑える効果、あらゆる災難から身を守る効果があるとされています。
 
 
   
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