天然石図鑑
 
英名 Tiger's eye
和名 虎目石(とらめいし)
産地 南アフリカ共和国
化学式 Na2(Fe,Mg)3Fe2Si8O22(OH)2
結晶系 単斜晶系
硬度 7
比重 2.64 - 2.71
屈折率 1.544 - 1.533
備考  
 
   
 
   タイガーアイを研磨した石は、表面にキャッツアイ効果(別名:シャトヤンシー)という特性を帯びることで知られています。名前の由来は、英名和名ともにこの特性に由来して名付けられました。

  タイガーアイは、角閃石(かくせんせき)と呼ばれる石の中でも、特にクロシドライト(青石綿)という青灰色をした繊維状の鉱物に石英が浸み込み硬化し、さらにそれが酸化して茶褐色になったもののことを指しています。また、酸化する前の青灰色を帯びた状態の石をホークアイ(鷹目石)といい、タイガーアイを加熱し、さらなる酸化を促すことで赤褐色となったものをレッドタイガーアイ(赤虎目石)といいます。

  原石の状態ではとてもわかりにくいのですが、カボションカットで仕上げた固体は表面にキャッツアイ効果を見ることができます。これこそがタイガーアイの一番の特徴であり、アクセサリーや宝石として扱われる人気の源となっています。キャッツアイ効果は、表面に猫の瞳(狭まった瞳孔)のような光の帯の効果が現れるもので、宝石として扱うほどに美しく仕上げるためには、高い加工技術が欠かせません。また、あらゆる形に加工してもキャッツアイ効果のもととなる繊維質の美しい輝きを楽しむことができるため、アクセサリーを作るための石としてポピュラーな存在となっています。

  パワーストーンとしての効能には、集中力や洞察力、決断力を向上させることで仕事をスムーズにこなせるようにするだけでなく、金運を良くして富を呼び寄せる力があるとされています。また、様々な厄介事や災害を遠ざけて身を守る力があるとされています。
 
 
   
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